「交換留学を通して学んだ事」

「交換留学を通して学んだ事」

ローテックス  水口(みずぐち) 海乃(うみの)さん 砂川(すなかわ) (たすく)さん

第54期派遣学生、ローテックスの水口と申します。スポンサークラブは東京ワセダRCです。ロータリーの青年交換プログラムで、2018年から1年間アメリカに派遣して頂きました。青少年交換プログラムとは、世界中のRCが青少年を1年間派遣し受け入れ合うというプログラムです。現在、約530の地区が国際RC活動の礎である奉仕部門、青少年奉仕の一環として活動を行っています。主な目的は、海外交流の機会を与え国際理解の親善の心を育み、平和と社会正義を邁進するリーダーとして成長する機会を与え、エンパワーメントを通じて好ましい変化を生み出すことです。プログラムに参加する受け入れクラブ、ホストファミリー、地域社会、学生の間に生涯にわたる関係を築くことです。

青少年たちは、小さな親善大使として世界に派遣されて、母国と派遣国との架け橋となるよう文化交流を行います。私も、ホストファミリーや街の方達と、音楽やスポーツを通して交流を深め、今でも連絡を取り合う本当に良い関係を築くことができました。また、ホストクラブのチェンバーズバーグRCは地域での活動がすごく盛んで、貧しい子ども達に生活必需品やクリスマスプレゼントを配る活動や、小学校での読み聞かせ等の地域活動に私も参加させて頂くなど、とても良くして頂きました。派遣期間の最後には、他国の留学生たち約40名と共に西海岸を廻るツアーに参加しました。初めて会う仲間との2週間の思い出は強く心に残っています。

青少年交換プログラムの具体的な内容は、海外に学生を派遣すること以外は、地区によって異なります。2580地区では5年間のプログラムとなっています。1年目は派遣予定学生、いわば準備期間です。2年目に派遣学生として海外の一地区へ派遣され、帰国後3~5年間はローテックスとして活動します。

代わりまして、55期派遣学生、慶應義塾大学経済学部1年の砂川と申します。学習院高等科3年時にタイのウドーンターニーへ派遣して頂きました。2019年から2020年6月迄の予定でしたが、コロナで3月に早期帰国しました。猫に噛まれ狂犬病疑惑で危うく死にかけたり、タイの水道で作った氷を食べてしまい視界がブラックアウトする程の脱水症状になったり、大変な経験もしましたが、ホストクラブと一緒に行ったロータリー親善大使としての活動をメインに、チャリティーマラソンの参加費で、上下水道が配備されていない地域の学校へ浄水器をプレゼントするという活動などを行いました。

さて、ローテックスは組織図の中では青少年交換委員会に属していて、海外派遣された先輩、学生に一番近しい存在として、学生に対しアプローチ指導を行う立場にあります。帰国直後の3~4年目は大学受験と重なることが多いため、多くは5年目の最終年執行代に最も深く関わることになります。コロナ禍、中止されていた青少年交換プログラムは2022年に再開しました。水口と私、54~55期はコロナ前のローテックスを経験したことがありません。先輩方が積み上げてきたものを守りながら更なる発展を遂げられるよう試行錯誤しています。

ジャパンツアー、サマーキャンプ、フィールドトリップの内容や頻度は様々です。 

来日学生の日本語強化研修を兼ねて行ったサマーキャンプでは、平仮名とカタカナのマスターを目標として基礎会話を学んでもらい、様々な国から来日していますので母国に関するプレゼンを日本語で行うという課題を課しました。また、授業時間外では回転寿司に行ったり、川越のお祭りへ行ったり、様々な機会を提供しています。

今後も様々な企画が控えていますが、活動でかかる入場料、ホテル代、交通費、食費、体験料等の全てを「ローテックス費」という予算で賄っています。ロータリーから一部支援はありますが、毎年100万円程を自分達で集める必要があります。学生たちの体験クオリティを下げないため、そして、ローテックスの交通費を補填するため、ローテックスオリジナルグッズを作成し、御寄付を募るために卓話をして回っています。今年は地区大会で販売したトートバッグが人気で200枚程が完売したため、ポロシャツだけとなっていますが、我々が企画・デザインから作った、今年限りの一点物ですので、よろしければ是非ご購入頂き、ご寄付を頂けますと大変有難く存じます。